【出前授業】プロの結束の速さに驚愕! 向の岡工高で神鉄筋が実技指導 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【出前授業】プロの結束の速さに驚愕! 向の岡工高で神鉄筋が実技指導

 神奈川県鉄筋業協同組合(小田桐健理事長)は8日、川崎市の県立向の岡工業高等学校で出前授業を開き、女子生徒3人を含む36人の生徒を対象に鉄筋組み立て作業、圧接作業の実技指導を行った=写真。生徒からは「結束が難しかった」「ハッカーがうまく使えるようになった」「プロの結束の速さに驚いた」などといった感想が寄せられた。
 出前授業では、小田桐理事長が「職業選択の一環として限られた時間だが鉄筋業の仕事を学んでほしい」とあいさつ後、鉄筋業、圧接業の仕事内容を説明した上で、2チームに分かれ、鉄筋、圧接の実技講習を行い、鉄筋組み立て作業は神奈川県鉄筋業協同組合の「ものづくりマイスター」、圧接作業は神奈川圧接業組合の「熟練技能者」がそれぞれ指導した。
 鉄筋作業では、事前にマイスターが組み立てた梁、柱のサンプルの説明後、生徒は4ブースに分かれ結束の練習、自動結束機による結束作業に真剣なまなざしで取り組んだ。終了間際には4ブースで結束スピードを競い合った。
 圧接作業では、指導員による圧接デモンストレーション終了後、使用機械、作業手順の説明を行い、1人2回の圧接作業体験を実技指導した。生徒は温度約1100度の加熱バーナーの炎により2本の鉄筋が一体化して1本につながる様子に驚いていた。

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