【出前授業】ハッカーもバーナーも初めて! 磯子工高2年生33人が鉄筋、圧接の実技学ぶ | 建設通信新聞Digital

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【出前授業】ハッカーもバーナーも初めて! 磯子工高2年生33人が鉄筋、圧接の実技学ぶ

 神奈川県鉄筋業協同組合(小田桐健理事長)、神奈川圧接業協同組合(山本忠雄理事長)は20日、横浜市の県立磯子工業高校で出前授業を開き、建設科2年生33人を対象に鉄筋組み立て作業、圧接作業の実技指導を行った=写真。生徒らは技能者の指導に耳を傾け、慣れない手つきながらも真剣な表情で作業に取り組んでいた。
 出前授業では、鉄筋業、圧接業の仕事内容を座学で受けた後、2チームに分かれ、鉄筋、圧接の実技講習を行った。鉄筋の結束作業に挑戦した生徒らは、不慣れなハッカーに戸惑っていたが、作業を終えた生徒は「最初は難しかったが、コツをつかんで何とかできるようになった」と笑顔を見せた。
 一方、圧接作業では加熱バーナーで2本の鉄筋を一体化する作業を体験した。約1100度の炎に驚きながらも、指導員の補助の下、実際に加熱バーナーを手に取って圧接作業に挑み、生徒からは「手が震えないよう圧接部分に適切にバーナーを当てるのが難しい」との感想が聞かれた。

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