【福井豪雪】近畿地整ら懸命の除雪・滞留車両排出作業 日建連、地元建設業が応援 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【福井豪雪】近畿地整ら懸命の除雪・滞留車両排出作業 日建連、地元建設業が応援

立ち往生が続く国道8号で国土交通省の重機にけん引されるトラック (2月8日午前、福井市)

 37年ぶりの豪雪に見舞われた福井県で、懸命の除雪作業が続く。通行止めになった国道8号では、8日午後2時時点で約210台の乗用車が滞留していることから、近畿地方整備局などによる懸命の除雪・滞留車両排出作業が進められている。
 同局によると、8日朝までに現地の福井河川国道事務所には近畿地整を始め関東・中部・北陸・中国の5整備局と西日本高速道路会社から計64人、除雪機械32台が応援に向かった。また日本建設業連合会関西支部も近畿整備局との包括協定に基づき119人を派遣している。
 地元の建設業も対応に追われている。福井県建設業協会によると7ブロックの地域会単位で作業に従事しているが、「重機に使用する軽油やガソリンの不足を懸念する声もある」(同協会)。8日午前で、協会のある福井市内中心部でなお1mを超す積雪があるという。

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