【浸水予想区域図】神田川流域の時間最大雨量を引き上げ! 整備のおかげで浸水面積は変わらず | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【浸水予想区域図】神田川流域の時間最大雨量を引き上げ! 整備のおかげで浸水面積は変わらず

 東京都は2015年5月の水防法改正を受け、神田川流域の「浸水予想区域図」を改定した。想定最大規模を従来の時間最大雨量114mm(東海豪雨、00年)から、年超過確率1000分の1以下の135mm(千葉県香取市、1999年)に引き上げた。河川や下水道の施設整備が進んでいるため、改定前と比べて浸水面積に大きな変化はない。
 区域図は千代田、中央、新宿、文京、台東、世田谷、渋谷、中野、杉並、豊島、北、荒川、練馬の13区と武蔵野、三鷹の2市を流れる神田川と、善福寺川、妙正寺川、江古田川、日本橋川、亀島川を対象としている。
 改定前の既往図は浸水深20cm以上の区域を表示し、流域全体の浸水面積は約3000haだったが、改定図は10cm以上の表示で約2800haとなっている。区域図は建設局と下水道局のホームページで閲覧できる。

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