【首都高点検・補修デモ】土木専攻の大学生38人が"安心・安全のための技術"を体験! | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【首都高点検・補修デモ】土木専攻の大学生38人が“安心・安全のための技術”を体験!

 首都高速道路会社は25日、東京都文京区の高速5号池袋線高架下にある護国寺補修基地内で「首都高点検・補修デモ2018」を開いた。土木工学などを専攻する大学生38人が参加し、教室では目にすることのできない“安心・安全のための技術”を体験した。
 点検・補修デモは「首都高安全月間(5月7日-6月8日)」の活動の一環として実施し、今回で11回目となる。
 当日は、東大、首都大学東京、日大、芝浦工大、関東学院大、法政大、横浜国立大、東京都市大、埼玉大、東工大から外国人留学生8人を含む男女38人の学生が参加。インフラパトロールなど最新の点検システムやドローンを用いた点検困難個所の効率的な点検方法、コンクリートの点検や非破壊検査技術、軸重調整装置付試験車、水噴霧点検車など、さまざまな点検・補修技術・機器の解説に熱心に耳を傾けていた。
 首都高速道路保全・交通部の加古聡一郎点検・補修推進室長は「実物を見ていただく機会の提供は、次の世代の技術者を育てる上で一番大事なこと。維持管理や補修の現場が増えている中、多くの学生に参加してくれたことはうれしい。皆さんに実物を見て楽しみ学び取ってもらい、次の学習に生かしてくれればありがたい」と話し、今後の進路選択などにも役立てばと期待感を示した。

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