【首都高】「点検・補修デモ2017」に土木専攻生41人が参加 インフラメンテの最前線を体験 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【首都高】「点検・補修デモ2017」に土木専攻生41人が参加 インフラメンテの最前線を体験

 首都高速道路会社は26日、神奈川県川崎市の高速神奈川6号川崎線大師ジャンクション高架下で、「首都高点検・補修デモ2017」を開いた。土木工学などを専攻する大学生41人が参加し、“安心・安全の技術”を見学した=写真。
 点検・補修デモは「首都高安全月間(5月10日-6月9日)」の活動の一環として実施し、今回で10回目となる。神奈川県が会場となったのは今回が初めて。
 当日は、東大、早大、首都大学東京、日大、芝浦工大、関東学院大、法政大、横浜国立大、東京都市大から女子大生4人を含む44人の学生が参加。高所作業車に実際に乗ったり、ドローンを使って点検する様子を見学したりして、安全・安心の確保に向けた現場の技術を体験した。インフラドクターの紹介では、供用部の交差点点検や、事務所にいながらの現場確認に役立つ点群データの活用について解説され、学生たちは熱心に耳を傾けた。
 首都高速道路保全・交通部の谷雅史点検・補修推進室長は「構造物を管理する最先端の技術を紹介できる機会。参加学生の皆さんは多くの会社や研究で力を発揮するだろうが、インフラメンテナンスの技術発展について考える契機にしてくれたら大変喜ばしい」と語り、学生の進路選択に役立たせてほしいと期待を表した。

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