【グリーンインフラ】自然の力で防災・減災、生物多様性の保全に! 東急建設が実証施設を設置  | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【グリーンインフラ】自然の力で防災・減災、生物多様性の保全に! 東急建設が実証施設を設置 

 東急建設は、自然環境が持つ機能を生かして、防災・減災、生物多様性の保全など、持続可能な地域づくりを推進する「グリーンインフラ」の実証施設を相模原市の技術研究所敷地内に設置した。

実証施設

 施設は、約120㎡の敷地に雨水の貯留槽・浸透促進設備と、貯留水循環型ビオトープを構築し、雨水を「貯める」「使う」「自然に還す」、生き物が「棲む」「育つ」をキーワードに、ホタルが生息できる水辺を創出しながら、グリーンインフラによる環境保全と防災・減災効果について実証を行う。

実証施設内の配置図

 都市型集中豪雨対策(雨水流出抑制)と環境保全技術開発(雨水の有効活用と自然に還す循環促進、動植物生育環境の創出)を主眼としており、収集したデータを元に段階的に改良を加え、環境意識の高まりから今後さらなる活用が期待されているグリーンインフラの要素技術の高度化を進めていく。

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