【鉄筋組立講習会】東総工高3年生がプロの仕事を体験! OBたちにが2級試験の課題学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【鉄筋組立講習会】東総工高3年生がプロの仕事を体験! OBたちにが2級試験の課題学ぶ

 千葉県鉄筋業協同組合(池田愼二理事長)は20日、旭市の県立東総工業高校で2018年度企業技術者による鉄筋組立講習会を開いた。10回目となる今回、建設科3年生40人(男子39人、女子1人)が鉄筋組立技能や鉄筋工事業について学んだ。

2級試験課題を組み立てる生徒ら

 冒頭、阿部真之校長は大阪の地震における復旧作業に触れた後、「きょうはプロの仕事を体験できる貴重な機会だ。人生をより良く生きていくための糧として専門的な知識を身につけられるよう頑張ろう」とあいさつした。
 続いて池田理事長は「組立実習の講師・補助員十数名中5人が東総工業高校の出身だ。この出前講座がきっかけでわれわれのところに入ってくれた」と説明。「建設業界はいま大改革をしており、社会保険にすべての会社が入っている。4年後には4週8休で休めるようになる。みなさんが入りやすい環境をつくっているので安心して来てほしい」と呼び掛けた=写真。
 その後、組合青年部の池田洋一氏(ダイニッセイ社長)がRC造の歴史や現場風景などについて映像を交えながら講義。生徒らは、6班に分かれて2級鉄筋組立技能士試験の課題セットを組み立てた。ガス圧接継ぎ手や機械式継ぎ手も学んだ。

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