千葉県立東総工業高校は14日、企業技術者による鉄筋組立講習会を開催した。千葉県鉄筋業協同組合（池田愼二理事長）が会員企業の技術者17人を派遣した。2級鉄筋組立技能士の課題を通じて、鉄筋組立技能と鉄筋工事業への理解を深めた＝写真。
　建設科3年が参加した講習会には女子生徒3人を含む39人が参加した。座学では、同組合青年部の池田洋一氏が、鉄筋の歴史や工法、工事の流れのほか、同協会の取り組みなどを紹介した。
　この後の実技研修では、同校OB・OG8人を含む技能者が講師・補助員として学生を指導した。
　結束線で鉄筋同士を結束させるハッカーなど初めて触れる鉄筋工事業の道具に悪戦苦闘しつつ、課題に挑んだ。午後からは圧接・機械式継手の実習なども行われた。

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