【ブロック塀】代替に国産材の塀を 小池百合子東京都知事が提案 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【ブロック塀】代替に国産材の塀を 小池百合子東京都知事が提案

 東京都の小池百合子知事は6日の定例会見で、ブロック塀の代替として国産材を使った塀を提案し、「日本の森林を元気づけ、安全性、まちの景観のためにも、国産材を使った塀を推奨できるようになれば」と、意欲を見せた。
 大阪北部地震を受けて、都は都内の3607学校、5795の都有施設を緊急点検した結果、634校、570施設で建築基準法に適合していないブロック塀などがあることが明らかになった。小池知事は「想像以上に安全性が疑われるブロック塀などが残されている。今回の数字は基本的には目視のため、これから詳しく点検する」と述べた。

 その上で、「(国産材の)需要が出て経済性が見いだせれば、世の中が動いてくる。日本の山を見直し、日本の材木を使って山を元気にすることも政策として成り得るのではないか。需要をつくることが、森林管理などについて有効な方法ではないか」という考えを示した。

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