【本】『建築士への道~卒業生からのメッセージ~』を発刊 資格取得までの体験と現在の仕事を紹介 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【本】『建築士への道~卒業生からのメッセージ~』を発刊 資格取得までの体験と現在の仕事を紹介

 東北工業大工学部建築学科は、総合資格学院を運営する総合資格と共同で、同学科および同学院の卒業生の1・2級建築士資格取得までの体験談や現在の仕事内容などをインタビュー形式でまとめた冊子『建築士への道~卒業生からのメッセージ~』を発刊した=写真。
 冊子は同学科長を務める石井敏教授の発案で、総合資格の協力の基、資格取得意欲啓蒙ツールの1つとして作成した。仙台市出身の若手建築家・齋藤和哉氏(齋藤和哉建築設計事務所主宰)を始め、同学科のOB・OG約30人が勤務先や職種、仕事のやりがいなどを紹介。また、受験勉強の体験談や資格を取得して良かったと感じたエピソードなどを掲載しており、資格取得に望む学生への応援やアドバイスなどのメッセージも送っている。
 気軽に持ち運びができるよう、A5のハンドブックサイズにまとめ、約3000冊を発刊。在学生やオープンキャンパスなどで高校生らに配布する予定だ。
 発刊に当たり、石井学科長は「建築士を目指して入学した学生にとって、身近に感じられる卒業生のことを知ることで、資格取得や勉学に励むためのモチベーションの維持・向上につながれば幸いだ。資格取得はスタートラインであることも意識し、取得後の仕事のあり方を考えるきっかけにしてほしい」と話している。

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