日本構造家倶楽部は、第13回日本構造デザイン賞の受賞者を決めた。応募があった14件の中から、日本構造デザイン賞には、谷川充丈氏(Arup)の『NICCAイノベーションセンター』と、山脇克彦氏(山脇克彦建築構造設計)の『籤-HIGO』が選ばれた。
また、構造デザインの発展に長年にわたって貢献した活動が顕著な個人を表彰する松井源吾特別賞にはヴェルナー・ゾーベック氏(ドイツ、ヴルナー・ゾーベック事務所、シュトゥットガルト大教授)の「軽量構造、高層建築、透明なファサードシステムの展開に対する顕著な貢献」を選出した。
表彰式と受賞者による記念講演会は31日に東京都品川区の東京デザインセンターで開く。
選考は、金田勝徳氏(委員長)と高橋晶子氏、竹内徹氏、桝田洋子氏、多田脩二氏、山田憲明氏が担当した。