ゼネコンに勤務する女性を中心に、建設業界で働く女性で構成する「ゼネコン女性交流会」は3日、千葉県成田市の鉄建建設建設技術総合センターで第15回交流会を開いた。今回幹事社を務めた鉄建建設の案内で、参加者約120人が屋外研修フィールドや、ことし3月に完成した「研修施設棟Annex」などを見学した。
現場を案内した職員は、踏切の遮断棒の緊急時の取り扱いなどについて説明した。またホーム上の非常用ボタンの重要性を語り、「ボタンを押すのを躊躇(ちゅうちょ)する1秒で、助かるかどうかが変わってしまうこともある。緊急時にはボタンを押す勇気を持ってほしい」と呼び掛けた。