【ゼネコン女性交流会】駅の緊急対応を体験 鉄建建設の研修Cで「再現駅」を見学 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【ゼネコン女性交流会】駅の緊急対応を体験 鉄建建設の研修Cで「再現駅」を見学

 ゼネコンに勤務する女性を中心に、建設業界で働く女性で構成する「ゼネコン女性交流会」は3日、千葉県成田市の鉄建建設建設技術総合センターで第15回交流会を開いた。今回幹事社を務めた鉄建建設の案内で、参加者約120人が屋外研修フィールドや、ことし3月に完成した「研修施設棟Annex」などを見学した。

転落検知マットを体験する見学者

 屋外研修フィールドは、実際の駅を再現した研修施設。列車非常停止警報装置や踏切ゾーンの緊急時対応などを体験できる。またホームからの転落を検知するマットや、ホーム下の緊急待避場所を実際に使って安全への取り組みを学べる。
 現場を案内した職員は、踏切の遮断棒の緊急時の取り扱いなどについて説明した。またホーム上の非常用ボタンの重要性を語り、「ボタンを押すのを躊躇(ちゅうちょ)する1秒で、助かるかどうかが変わってしまうこともある。緊急時にはボタンを押す勇気を持ってほしい」と呼び掛けた。

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