【本間組】小学生を招き現場見学会を実施 体験通じ建設業の意義・重要性を伝える | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

公式ブログ

【本間組】小学生を招き現場見学会を実施 体験通じ建設業の意義・重要性を伝える

 本間組(新潟市、本間達郎社長)は12日、地元小学生を対象とした現場見学会を開いた。開港150周年を迎えた新潟港の浚渫工事を題材に、体験学習を交えながら、社会資本整備や建設業の意義、重要性を伝えた。

模型を使った浚渫実験

 新潟市立日和山小学校の4年生を毎年招いて、今回で4回目となる。児童52人は午前と午後の2班に分かれ、会場の同社新潟工事事務所を訪れた。
 午前の部は、北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所から受注した「平成30年度新潟港(西港地区)航路泊地浚渫外1件工事」の作業所長を務める田村俊太郎氏(同社)が浚渫工事の役割などを説明した。
 その後、掃除機やクレーンゲーム機を連想させる模型を使って、ポンプ浚渫船とグラブ浚渫船の違いを実験した。砂を除去する速さや水質の濁り、埋設物に見立てたメダルの発見しやすさ、砂の運搬距離などを比較しつつ、真剣に取り組んでいた。
 最後に、同工事で稼働しているポンプ浚渫船「第五越後」(同社所有)に実際に乗り込み、操作室や機関室などを見てまわった。
 本間組では、2018年9月に日和山小で出前講座を実施しており、現場見学会と一体的に展開することで、浚渫工事の理解促進に努めている。

浚渫船「第五越後」を見学

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら