【東海環状自動車道】広見トンネル工事など19年度開通区間現場を公開 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【東海環状自動車道】広見トンネル工事など19年度開通区間現場を公開

 中部地方整備局岐阜国道事務所は3日、東海環状自動車道(西回り)のうち、2019年度に開通を予定する区間内で施工中の橋梁工事とトンネル工事の現場を報道関係者に公開した。

北方第3高架橋の橋桁架設

 大垣西IC~大野・神戸IC(仮称)、7.6㎞区間では、平成29年度東海環状北方第3高架橋PC上部工事(施工者=ピーエス三菱)の内容を、同事務所の大島常生副所長らが解説。長さ約38m、重さ約120tの主桁をクレーンで架設する様子を公開した。この作業所では、労働災害の防止や地域との合意形成を目的にVR(仮想現実)システムを導入し、玉掛けや高所の作業訓練、見学者向け現場ツアーに活用している。

広見トンネル(仮称)の切羽

 また、関広見IC~高富IC(仮称)、8.4㎞区間では、平成29年度東海環状広見トンネル工事(同熊谷組)の概要を説明した。長さ206m、内空断面積77㎡をNATMにより施工中で、3日現在112mを掘削済み。区間内に6本設置するトンネルで唯一未貫通のトンネルで、順調に進めば18年度内に貫通する予定だ。

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