【ZUKKUとおはなし】手乗りサイズの対話型ロボットで高齢者の健康サポート | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

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【ZUKKUとおはなし】手乗りサイズの対話型ロボットで高齢者の健康サポート

 長谷工アネシス、長谷工シニアホールディングス(長谷工シニア)、ハタプロ(東京都港区、伊澤諒太社長)の3社は共同で、ハタプロ製の手乗りサイズの対話型AI(人工知能)ロボット「ZUKKU(ズック)」を活用した高齢者の健康増進サポートを実証した。
 ズックはスイッチ1つで稼働し特別な設定なしでクラウドと通信できる。話し掛けで得た情報はクラウド型マーケティング管理システムに蓄積、可視化する。
 実証は5月から8月にかけて長谷工シニアが運営する有料老人ホームの入居者5人を対象に実施した。ズックの音声とタブレットの画面表示による話し掛けで食事バランスや活動、社会参加状況、体調など暮らし情報を取得し、その情報に基づいて最適な食事や健康などの情報を提供した。
 今後、対象者を拡大して情報量を増やし、高齢者向け健康増進サポートのプラットフォーム構築を目指す。

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