日本建築文化保存協会は、仏・パリに拠点を置く日仏の建築家ユニット、モロークスノキの特別展を東京都品川区の建築倉庫ミュージアムで7日から開く。日本建築家協会(JIA)が共催する。
モロークスノキは、ニコラ・モロー、楠寛子の両氏が2011年に設立。『ボーヴェ新劇場』『パリ高等裁判所広場』『ギアナ記憶と文化の家』などのプロジェクトを次々とコンペで射止め、注目を集めた。15年6月には77カ国から1715件もの応募があった『グッゲンハイム・ヘルシンキ・デザイン・コンペティション』でグランプリに輝いたが、同計画はフィンランド経済の低迷もあって現時点では事実上頓挫した形となっている。
今回展示する模型は、仏領ギアナの県都カイエンヌにある植民地時代の病院だった建物群をギアナ初の文化複合施設とするギアナ記憶と文化の家と、グッゲンハイム・ヘルシンキ。会期は4月2日まで。開館時間は午前11時から午後9時まで。月曜日休館。同ミュージアム入場券で観覧できる。
公式ブログ
【モロークスノキ特別展】「グッゲンハイム・ヘルシンキ」模型が登場! 2/7-4/2@建築倉庫ミュージアム
[ 2017-03-06 ]