【建設業界からの優れた事例を表彰】ベントレー主催インフラカンファレンス 最優秀賞は10月18日夕方に発表 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【建設業界からの優れた事例を表彰】ベントレー主催インフラカンファレンス 最優秀賞は10月18日夕方に発表

 ベントレー・システムズは16日から18日にかけて、英国・ロンドンでICTやBIMを活用した先進事例を表彰する「ザ・イヤー・イン・インフラストラクチャー2018カンファレンス」を開いている。今回は340を超える同社製品のユーザー企業・団体から世界60カ国以上で行われた420件のプロジェクトの応募があった。ファイナリストに選出された57組から建設や橋梁、道路、鉄道など各分野の最も優れた事例を表彰する。
 開会に当たりあいさつしたグレッグ・ベントレーCEO(最高経営責任者)は、ファイナリストの各事例に触れつつ、設計や施工、維持管理など各段階で高品質化や効率化を実現するためにも現実世界をデジタル空間に再現する「デジタルツイン」の重要性を指摘し、「パフォーマンスの分析や理解のためにも、デジタルツインによる現実世界にとどまらないエンジニアリング情報が非常に有用だ。デジタルツインはより質の高いデータをもたらし、資産の管理と保守も向上する」と強調した=写真。続いて同国のナショナルインフラストラクチャー委員会の議長を務めるジョン・アーミット卿が基調講演し、「インフラはエンジニアのためのものではない。エンジニアにより一般市民の利益につながるものである」と述べた。
 ファイナリストの最優秀賞は18日に決める。

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