【ものづくりは自然から学ぶ】日本設計が第4回「think++Seminar」を開催 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【ものづくりは自然から学ぶ】日本設計が第4回「think++Seminar」を開催

 日本設計は22日、東京都港区の国立新美術館で「think++Seminar」を開いた。同セミナーは創立50周年を記念して2017年から開催。春は技術、秋は自然をテーマとする講演会となる。今回は、第4回think++human&natureとして、画家・絵本作家で鳥の巣研究家の鈴木まもる氏が「鳥の巣が教えてくれること 人はなぜものをつくるのか」と題して講演した。鈴木氏は、さまざまな鳥の巣などの不思議な造形物を紹介しながら「人間の知識は限られている。自然から学んだり、感じたりすることが大事」と語った。
 冒頭、千鳥義典社長は鈴木氏を紹介した上で「人間の住まいの原点に触れられると期待している」とあいさつ。
 鈴木氏は鳥の巣について「多様な環境に適応して、外敵から守れるよう、安心できる空間をつくっている」と述べ、自身に照らし、「人間も同様に子どもが元気に育つように、ものづくりをしている」と述べ、社会との向き合い方などについて話を展開した。

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