【華美-乾漆茶席】学生グランプリ最優秀賞に輝いた作品が「銀茶会」で披露 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【華美-乾漆茶席】学生グランプリ最優秀賞に輝いた作品が「銀茶会」で披露

 東京・銀座の大通りを野点会場とする秋の風物詩「銀茶会」に合わせて、日本建築学会主催の学生グランプリで最優秀賞に選ばれた学生創作茶席が27、28の両日、銀座三越で行われ、多くの来場者でにぎわった。
 「華」をテーマとした2018年のグランプリでは、東京芸大大学院建築科構造計画専攻修士2年の呂亜輝さんを代表者とするチームが提案した『華美-乾漆茶席』が最優秀賞に輝いた。硬化する漆の特性を生かして麻布を固めた幅10cmの漆シートをペーパーハニカムの両面に張り付けて構造体としたもので、木材と同等の強度性能をもつ一方、ねじりを加えることで木材以上に自由な造形を可能としたユニークな空間を来場者は各流派のお手前とともに楽しんでいた。

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