【日本橋でシェア型ラボなど拡充】三井不動産がライフサイエンス分野でベンチャー支援 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【日本橋でシェア型ラボなど拡充】三井不動産がライフサイエンス分野でベンチャー支援

 三井不動産は日本橋エリアで、ライフサイエンス分野のイノベーション拠点を拡充する。シェアできる研究施設や育成支援プログラムなど、ソフト・ハード両面で技術系ベンチャー企業が集まりやすい場づくりを目指す。
 取り組みの一環として、既存建物内の一部または全部を改修し、ベンチャーオフィス・シェアオフィス・カンファレンスルーム・ラウンジなどを備えた「ライフサイエンスビル」を今後新たに4カ所整備する。既存拠点と合わせて計8カ所の拠点ビルで、ベンチャー企業などを集積する。
 また、供用中の「日本橋ライフサイエンスビルディング」の地下1階には、新たに面積444㎡のシェア型ウェットラボを開設する。

ウェット型ラボ「Beyond BioLAB TOKYO」のイメージ

 同ラボは、ライフサイエンス領域のベンチャー企業が研究開発するため、共同実験機器などをあらかじめ用意した施設。利用者は初期投資を抑え、速やかに事業を始められるメリットがある。
 ベンチャー企業の育成支援に当たり三井不動産は、同社と産学の有志が中心となって設立したライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J、岡野栄之理事長)、技術系スタートアップへの投資と事業化・成長支援に特化したBeyond Next Ventures(BNV、伊藤毅社長)と連携している。

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