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【10人の「建闘士」に挑む】CCAが学生対象「匿名建設コロシアム」を開催

 全国の地域建設業の若手経営者らで組織する地域建設業新未来研究会(CCA)は11日、「匿名建設コロシアム」を大阪市の類設計室大阪本社で開いた。地域建設業の社長らが学生に向け、建設業で働く魅力をパネルディスカッション方式でアピールした。
 就職後にギャップを感じ退職する「ミスマッチ」を防ぎ、地域建設業の担い手確保にもつなげようと初めて企画した。パネリストを務める地域建設業の社長10人が「建闘士」となり、ツイッターを通じ会場内の学生たちから投げられるさまざまな質問に討論形式で回答した。
 進行役(ファシリテーター)を中村光良中村建設社長と西崎康平氏(トゥモローゲート)が担当した。参加した学生がツイッター上で質問や感想を「つぶやく」と西崎氏がそれを紹介。建闘士たちのさまざまな回答をもとに議論を展開させ、中村氏が議論をとりまとめる形で進めた。
 学生からは「どんな人材を求めていますか」「女性の数はどれくらいいますか」といったオーソドックスな質問だけでなく、「年収は」「建設業はブラックですか」などストレートな声も寄せられた。約2時間にわたる討論を終えて中村社長は、「きょうのイベントがきっかけとなって地域を守る建設業と、それを支える経営者のことに少しでも関心を持ってもらえたらうれしい」と話した。
 参加した「建闘士」は次のとおり(敬称略)。
 ▽小坂田英明(小坂田建設)▽小野貴史(小野組)▽竹村仁志(コーストメイト)▽森本尚孝(三和建設)▽森山澄江(大政建設)▽衣川義弘(但南建設)▽大浦晃平(中和コンストラクション)▽西田吉宏(西田工業)▽原諭(原工務所)▽星豪紀(マルホ建設)。

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