ソフトバンクグループでロボット・ソフトウェアを手掛けるアスラテック(東京都千代田区、酒谷正人社長)は、カナモトが開発した建設機械遠隔操縦人型ロボット向けの体感型コックピットコントローラーの開発に協力した。建設機械の傾きや振動を伝え、より臨場感のある遠隔操縦を実現する。遠隔操縦により人員の有効活用や作業効率の向上などが見込まれる。
新たに開発した体感型コックピットコントローラーは建設機械の傾きや振動が運転席に反映され、より臨場感のある遠隔操縦が可能となった。3軸ジャイロセンサーの信号をコントローラーが受け取り、3軸シリンダーで運転席を動かして実際の建設機械の運転席の状況を再現する。