YKK不動産が2016年に建設した「パッシブタウン」の第1期街区と第2期街区が、都市緑化機構の「第17回屋上・壁面緑化技術コンクール屋上緑化部門」で、富山県初となる環境大臣賞を受賞した。19日に東京都港区の明治記念館で授賞式が開かれた。建設地の富山県黒部市の自然環境が持つポテンシャルを最大限、生かした点が評価された。
賞は、パッシブタウンランドスケープ設計担当のプレイスメディア、第1期街区建築設計担当のエステック計画研究所、第2期街区建築設計担当の槇総合計画事務所、第1期・第2期街区施工者の戸田建設、パッシブタウン内植栽施工と管理担当の野上緑化、YKK不動産の6社で受賞した。
建物規模は、第1街区が延べ6500㎡で総住戸数36戸、第2街区が延べ6931㎡で総住戸数44戸となっている。