【自然環境を最大限に生かす!】YKK不動産が建設した「パッシブタウン」が環境大臣賞を受賞 | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【自然環境を最大限に生かす!】YKK不動産が建設した「パッシブタウン」が環境大臣賞を受賞

 YKK不動産が2016年に建設した「パッシブタウン」の第1期街区と第2期街区が、都市緑化機構の「第17回屋上・壁面緑化技術コンクール屋上緑化部門」で、富山県初となる環境大臣賞を受賞した。19日に東京都港区の明治記念館で授賞式が開かれた。建設地の富山県黒部市の自然環境が持つポテンシャルを最大限、生かした点が評価された。

19日に開かれた授賞式

 パッシブタウン第1期街区と第2期街区では、環境や自然を活用する「パッシブデザイン」をキーワードに社宅跡地を整備。街区面積の大半を占める地下駐車場屋上に盛土を施して樹木を植栽し、保水性舗装を採用した街区間の回遊性を高める園路や黒部川扇状地特有の伏流水などを引き込んだ水路・水景施設、落葉高木を主体とした緑陰空間を整備した。
 賞は、パッシブタウンランドスケープ設計担当のプレイスメディア、第1期街区建築設計担当のエステック計画研究所、第2期街区建築設計担当の槇総合計画事務所、第1期・第2期街区施工者の戸田建設、パッシブタウン内植栽施工と管理担当の野上緑化、YKK不動産の6社で受賞した。
 建物規模は、第1街区が延べ6500㎡で総住戸数36戸、第2街区が延べ6931㎡で総住戸数44戸となっている。

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