【未来の建築エンジニア!】東急建設技研が小4~小6の児童を対象に体験型施設見学会を開催 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【未来の建築エンジニア!】東急建設技研が小4~小6の児童を対象に体験型施設見学会を開催

 東急建設は8日、東急グループが実施する「とうきゅうキッズプログラム」の一環として、相模原市の同社技術研究所で、一般公募した小学校4年生から6年生の児童とその保護者10組20人を招いた体験型の施設見学会を開いた。紙で橋をつくる体験やラジコンを使ったミニチュア建設現場体験、人工気象室や音響実験室の見学などのプログラムを実施した。
 冒頭、あいさつに立った清水正敏常務執行役員管理本部長は、「ここではさまざまな研究・実験をしている。いかに早く、強く、安全に建てるかについては当然として、それ以外にも建てた後に気持ちよく利用してもらうための研究もしている。限られた時間だが、ものづくりの面白さや建設の素晴らしさを感じてもらいたい」と呼び掛けた。
 人工気象室では日本の最低気温と最高気温を再現した部屋に入り、振り回した濡れタオルが凍っていく様子などを観察した。音響実験室では風船や木片を使い、無響室と残響室では音の響き方がどう違うのかを学んだ。ラジコン工事体験では、タワークレーンやバックホウ、ブレーカーなどのラジコンを操作し、ミニチュアの街で線路上への架橋やビルの建築工事などに挑戦した。
 見学会終了後には児童らを「未来の建築エンジニア」として表彰し、沼上清技術研究所長が子どもたちに表彰状を手渡した。

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