【東鉄工業・出前授業】絵本の朗読やクイズなどで小学生に「線路の仕事」を楽しく伝える | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【東鉄工業・出前授業】絵本の朗読やクイズなどで小学生に「線路の仕事」を楽しく伝える

 東鉄工業埼玉支店は、地域貢献活動の一環として、さいたま市の天沼児童クラブを利用する小学生約40人を対象に「マルタイのしごと」と題した出前授業を実施した。列車走行によるレールのゆがみを矯正するマルチプル・タイタンパー(マルタイ)の作業内容などについて説明したほか、マルタイ作業について描かれた絵本の朗読、クイズなどで児童らに同社の役割を伝えた。
 今回の出前授業は、会社の特性を地域に発信できる地域貢献活動として計画された。題材の「マルタイのしごと」は、子どもに興味を持ってもらいやすい大型の保線機械であり、同支店線路部大宮出張所への取材をもとに作られた絵本『まよなかのせんろ』などの授業の材料もあったことから設定された。
 授業は「線路の仕事について」「『まよなかのせんろ』朗読」「鉄道クイズ」「仕事の道具をみてみよう」の4部で構成。「線路の仕事について」では、先生役を務めた林洋平大宮出張所副所長が、線路とは何かやマルタイの作業内容などについて説明し、また同社への取材をもとに制作されたテレビ番組を上映した。「仕事の道具をみてみよう」では、普段なかなか見る機会のない道具に児童らは強い関心を示していた。
 終了後、加藤真弘大宮出張所副所長は「安全に電車が走るために働くマルタイの仕事を楽しく伝えられた」と振り返った。林副所長は「いかに興味を持って線路の仕事の話を聞いてくれるかを考えてプログラムを組んだ。短い時間ではあったが有意義な時間を過ごせた」と語った。

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