大成ロテックは、舗装のひび割れ補修に適したひも状のアスファルト系補修材「ストリングシール」を開発した。直径5mm程度のひも状で、低温でも硬くなりにくく変形追従性に富んでいる。使用時にはひび割れ部に応じた長さに切断して充填。ガスバーナーで加熱溶融することで深部まで充填でき、深さに応じて充填と加熱を繰り返すことで容易にひび割れをふさぐことができる。2018年秋には積雪寒冷地の一般国道での試験施工も実施しており、19年中の商品化を目指す。
加えて、充填時の周辺舗装へのはみ出しや盛り上がりも生じにくいため、夏場の走行車両のタイヤへの付着や積雪時の除雪機による補修材の破損防止、補修後の美観にも優れることなども強みとする。