【クラフトマン21】産業界+工業高校でものづくりの担い手を養成 ユアテックが実習実施に取り組み | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【クラフトマン21】産業界+工業高校でものづくりの担い手を養成 ユアテックが実習実施に取り組み

 ユアテックは21、22の両日、宮城県富谷市の同社人財育成センターで県工業高校電気科の生徒を対象とした現場実習を実施した。
 工業高校と地域の産業界が連携し、ものづくりを担う人材を養成する「クラフトマン21」の一環として行われたもので、同社は2007年度から協力しており、今年は計7回の実施を予定している。
 今回は電気科の2年生2クラスの80人が参加。クラスごとに第一線で活躍する技術者の指導を受けながら、電気工事の課題製作やシーケンス制御実習などに取り組んだほか、安全体感・体験実習なども行われた。
 実習に参加した武藤充生君は「学校で習っていることをより深く、実践的に教えてもらい、とても良い経験になった。将来、配電系の仕事をするときはこの経験が生かせると思う」と話していた。
 また、佐藤英博教諭は「(ユアテックには)毎年お世話になっているが、企業の施設を利用しての実習は生徒にとって新鮮だと思う。実際に働いている社会人の話を聞きながら技術的に高度な内容を指導してもらっており、就職や進路につながる良い機会になっている」と現場実習の意義を語った。

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