【岩手地熱】国内で22年ぶり!出力7000kW超え地熱発電所 松尾八幡平地域で運転開始 FIT活用 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【岩手地熱】国内で22年ぶり!出力7000kW超え地熱発電所 松尾八幡平地域で運転開始 FIT活用

 岩手地熱(岩手県八幡平市、水田幹久社長)は29日、岩手県松尾八幡平地域で地熱発電所の本格運転を開始した。出力が7000kWを超える発電所の稼動は国内で22年ぶりとなる。
 岩手地熱は、2011年10月に松尾八幡平地域の地熱開発を目的に、日本重化学工業、地熱エンジニアリング、JFEエンジニアリング、三井石油開発、石油天然ガス・金属鉱物資源機構の出資で設立した。
 13年から構造試錐井の掘削を進め、17年に事業化を決定し、同年4月から発電所の建設を進めていた。同プロジェクトはFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用し、発電した電力は東北電力へ売電する。アーバンエナジーが特定卸供給先となる。

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