【協栄産業】ファクスデータ・自動電子化サービスを展開 クラウド管理でBCP向上&コスト軽減 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【協栄産業】ファクスデータ・自動電子化サービスを展開 クラウド管理でBCP向上&コスト軽減

 協栄産業は、ファクスで送られるデータを自動的に電子化する「クラウドFAXサービス」を展開している。ファクスをクラウドサーバーが代行受信し、電子化して受信者に送信する。従来であれば紙媒体で扱う情報をパソコンで閲覧、編集、管理できるため、ファクスで書類などを受け渡しする既存の仕組みを残したままでICT化に対応するツールとして注目される。ファクスの受発注業務が根強い建設現場でも文書の電子化による業務効率化が期待される。

クラウドFAXのイメージ

 取引先から毎日届くファクスの文書や画像、着信日時、顧客情報などを自動的に電子化する。データベース化して大量の文書からキーワード検索で必要な情報を瞬時に取り出したり、作業の処理状況を把握するステータス管理や自動返信、送信機能などの機能を使える。クラウド管理によるBCP(事業継続計画)向上とペーパーレス化により管理コストも軽減する。
 クラウド型ファクス受注支援サービス『KYOEI FOOP for Cloud』、クラウド型ファクス送受信代行サービス『KYOEI FACE』、オプションとなるファクス自動送信システム『KYOEI ASOP』などを組み合わせて活用する。
 新たにOCR(光学文字認識)オプションも追加。業界最高水準の文字の読み取り精度のOCRエンジンと『KYOEI-FOOP』が連携し、特定の帳票のOCR読み取りを可能にし、テキストデータに自動変換する。ファクス注文書の入力作業などを大幅に効率化する。
 RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)と連携すれば、ファクスデータから特定の情報を抜き出す作業やデータ形式の変換・圧縮、他システムへの入力などの業務をソフトウェア型ロボットが代行し、さらなる業務効率化につなげることも可能だ。

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