【大阪左官組合青年部】現代工法の魅力発信!「モールテックス」講習会で職人が新たな可能性学ぶ | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【大阪左官組合青年部】現代工法の魅力発信!「モールテックス」講習会で職人が新たな可能性学ぶ

 大阪府左官工業組合青年部(中川博志部長)は9、10の両日、大阪市の建団連会館で講習会を開いた。職人ら27人が参加し、近年注目が高まっている左官現代工法の材料「モールテックス」の魅力や施工法を学んだ。
 モールテックスはベルギーのBEAL INTER NATIONAL社が開発・販売している左官仕上げ材で、優れた機能と高い意匠性をあわせ持つのが特徴だ。下地のたわみに追従し、水を通さず、どんな下地にも強力に接着するため、これまでは左官で作業できなかった場所に使うことができる。
 国内正規販売代理店である村松建材の村松秀昭和社長が講師を務め、プライマーの塗布、モールテックスの攪拌と塗り、サンダーによる研磨などの実技指導が行われた。
 中川部長は「これまでは施主や設計者から依頼があっても施工できないことがあったが、引き合いが増えている材料であり、自分たちの仕事としてやれるようにしっかり学んでもらいたい」、親組合の邑智保則理事長は「左官の仕事が減っていくなか、新たな材料を学ぶことで仕事の幅を広げ、こちらから顧客に提案するようなこともやってもらいたい」と述べた。

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