2018年台風21号の被害を受けた関西国際空港連絡橋で修復した橋桁の架設が14日、完了した。同連絡橋を管理するNEXCO西日本は、舗装工事や照明設備工事を急ピッチで進め、3月中の対面通行解除を目指す。
　12、13の両日、日中に橋桁を深田サルベージ建設所有の起重機船で吊り上げ、鉄道運行終了後の夜間にIHIインフラシステムによって橋桁が据え付けられた。橋桁の製作はA1－P1間を高田機工、P1－P2間をIHIインフラシステムが担当した。
　架設後は、舗装工事や照明設備工事を経て片側2車線の合計4車線を3月中に確保する。合計6車線の完全復旧には中央分離帯の復旧や渡り線の撤去、舗装補修工事が必要で、ゴールデンウィークまでに完了させる。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら