【TOTOギャラリー】スペイン・RCRアーキテクツの展覧会「夢のジオグラフィー」開催 3月24日まで | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【TOTOギャラリー】スペイン・RCRアーキテクツの展覧会「夢のジオグラフィー」開催 3月24日まで

 RCRアーキテクツ(スペイン)の展覧会「夢のジオグラフィー」が、東京都港区にあるTOTOギャラリー・間で始まった。「トゥッソル・バジル陸上競技場」などの代表作を始め、夢と宇宙観を体現したプロジェクト「ラ・ヴィラ」を中心に、映像やテキスト、スケッチを通じてRCRと日本との長年にわたる交流などを紹介する内容となっている。会期は3月24日まで。
 ラファエル・アランダ氏とカルマ・ピジェム氏、ラモン・ヴィラルタ氏が共同主宰するRCRアーキテクツは、カタルーニャ地方オロットに拠点を置き、歴史や文化、自然に寄り添う詩情豊かな建築を創出。2017年には「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を受賞するなど、国内外で多数の受賞歴がある。
 今回の展示では、これまでの歩みと夢をテーマに、データや図面、コンセプト・スキームなど基本的な説明に始まり、旧友という写真家の鈴木久雄氏の視点で制作された代表作品の映像などを紹介。「ラ・ヴィラ」や、その1つとなる奈良県吉野町の木材を使った「紙のパビリオン」の構造体の一部、吉野を巡る旅を追ったドキュメンタリー映像、ドローイングなどを展示している。午前11時から午後6時まで(月曜・祝日休館)。入場は無料。

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