NEXCO中日本が建設した新名神高速道路新四日市JCT(三重県四日市市)~亀山西JCT(同県亀山市)の約23㎞区間と、中部地方整備局とNEXCO中日本が整備を進めてきた東海環状自動車道大安IC(同県いなべ市)~東員IC(同県東員町)の約6.4㎞区間が、17日午後4時に同時開通した。
開通に先立ち同日、鈴鹿市の椿小学校で開通式典を開いた。あいさつで宮池克人NEXCO中日本社長は、新名神の今回開通区間が東名阪自動車道四日市JCT~亀山JCTと並行することで今後、東名阪道の渋滞発生回数が約9割削減できるとの見通しを示した。式典後、鈴鹿PA付近本線上で通り初めなどのセレモニーを行った。
続いて、東海環状道の大安IC料金所付近ではさみ入れ式などを開催。石井啓一国土交通相、勢田昌功中部地方整備局長、鈴木英敬知事、宮池社長らがテープカット、くす玉開披などを行い、開通を祝った。