【佐賀・鹿島市】新市民会館の基本設計案を公表 客席と舞台をつなぐユニークな特徴とは? | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【佐賀・鹿島市】新市民会館の基本設計案を公表 客席と舞台をつなぐユニークな特徴とは?

 佐賀県鹿島市は、新鹿島市民会館(仮称)の基本設計案を公表した。「市民のためのホール」として客席と舞台を往来する人の動線を想定し、客席と舞台がループ状につながるユニークなホールとする。設計はナスカが担当している。

基本設計案による内部イメージ

 隣接する生涯学習センター「エイブル」と接続し、市役所や新世紀センターと連携する土地利用計画とする。施設はホールと民俗資料展示の2機能で構成。ホールは固定席750席で仮設席を含め811席まで対応する。ハイサイドライトを設けて明るくし、交流ラウンジの拡張部分としても利用できるようにする。
 民俗資料館は2階東ホワイエと一体整備し、日ごろから鹿島の歴史に触れることができるようにする。
 外観は、鹿島に伝わる特徴的な白漆喰壁などの意匠を随所に再現する。
 実施設計も引き続き同社で進めており、履行期限は11月29日。計画規模は2600㎡程度、建設地は大字納富分2643-1。

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