【土木学会東北支部】仙台でアセットマネジメント講演会を開催 復興後のインフラ管理を考える | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【土木学会東北支部】仙台でアセットマネジメント講演会を開催 復興後のインフラ管理を考える

 土木学会東北支部は14日、仙台市の仙台国際センターで「アセットマネジメント講演会in仙台-震災復興から次のステージへ-」を開いた。官公庁や建設企業などから約300人が参加した。
 冒頭、講演会実行委員長の久田真東北大大学院インフラ・マネジメント研究センター長が「東日本大震災からの復興は約2年で終了する。その後、地域インフラをどのように管理していくかが大きな課題であり、アセットマネジメントを役立てることが重要だ」とあいさつした。
 来賓として出席した高田昌行東北地方整備局長も「インフラ施設の老朽化対策および管理に必要な予算や技術者、地域の担い手を確保するという課題に効率的・効果的に対応するためには、アセットマネジメントの取り組みが求められる」と述べた。
 この後、久田氏が「2年後に迎える復興終了を期して」、土木学会および日本アセットマネジメント協会の会長を務める小林潔司京大特任教授は「地域アセットマネジメントの展開による地域創生」と題して講演した。
 これを受けて産学官の代表7人が「地域アセットをどう守り、価値を引き出すか」をテーマにパネルディスカッションした。

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