【フォルモントHD】歩行者誘導補助システム「誘導ロボ1号」を開発 交通弱者に注意喚起 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【フォルモントHD】歩行者誘導補助システム「誘導ロボ1号」を開発 交通弱者に注意喚起

 VOLLMONT(フォルモント)ホールディングス(東京都青梅市)は、ロボット技術によって、交通弱者(子どもや高齢者、障害者など交通事故に遭いやすい人)を識別できる歩行者誘導補助システム「誘導ロボ1号」を開発した。8月以降に、同社が行う交通誘導警備の現場で活用する。
 具体的には、ロボットに搭載したカメラと認識プログラムにより、歩行者や二輪車を識別して自動的に注意喚起の音声を流したり、誘導員の持つタブレット端末やスマートフォンに歩行者の接近を通知する機能を持たせた。誘導員は、遠くからでも通行者の接近を確認することができ、また別の通行者に対応中でも接近を見落とさずに済む。
 ほかに、大型ディスプレーとスピーカーを搭載しており、広告や工事内容の紹介などへの活用を想定する。キャスターと運搬用ハンドルがあり、誘導員1人でもロボットを異動させることができる。

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