【渡辺組・現場見学会】小田原城北工高生が建築現場を体験 施工の体制や流れを学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【渡辺組・現場見学会】小田原城北工高生が建築現場を体験 施工の体制や流れを学ぶ

 神奈川県立小田原城北工業高校(立川健二校長)は18日、渡辺組が横浜市で施工を進める「横浜国際高校国際科国際バカロレアコース棟新築工事(建築)」の現場を見学した。建設科2年生約40人が参加し、工事概要を始め、朝礼や工程打ち合わせなど現場での毎日のサイクル、施工の体制、工事の流れなどを学んだ後、黒沢房之所長ら現場担当者の説明に熱心に耳を傾けながら、躯体工事が進む建築現場を体感した。

現場担当者の説明に耳を傾ける生徒たち

 渡辺組の渡邉一郎社長は、現場のルールを説明した上で、「建築工事は、何もないところから人の手と知恵で、機械を使いながら、少しずつ建物をつくっていく。短い時間だが、今回の現場見学会を通じて、将来、建築の仕事に就いてくれることを願っている」とあいさつした。

建設業の素晴らしさを伝える渡邉社長

 その後、生徒らは2班に分かれて現場を見学した。
 同工事は、神奈川県県土整備局住宅営繕事務所が発注し、2019年度に開校予定の国際バカロレアコースと普通コースの教育活動全体に必要な学習施設のための増築棟を新たに設け、20年度の供用開始を予定している。工事概要は、RC造3階建て延べ1567㎡の教室棟、RC造5階建て延べ184㎡の渡り廊下EV棟の増築。建築面積667㎡。工期は20年1月29日まで。設計・監理は渡辺建築設計事務所。
 建設地は南区六ツ川1-731。敷地面積は4万0391㎡。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら