【神建協横浜】工高生向けに現場見学会を開催 建設科1年生が建築のダイナミズムや魅力を体感 | 建設通信新聞Digital

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【神建協横浜】工高生向けに現場見学会を開催 建設科1年生が建築のダイナミズムや魅力を体感

 神奈川県建設業協会横浜支部(松尾文明支部長)は6日、渡辺組が横浜市で進める「横浜国際高校国際科国際バカロレアコース棟新築工事(建築)」の現場に県立神奈川工業高校建設科1年生約80人を招き、見学会を開いた。ものづくりの姿を直接見聞きし、施工技術への理解を深め、建築のダイナミズムや魅力を知ってもらうのが目的で、生徒らは現場担当者の説明に熱心に耳を傾けながら、仕上げ工事が進む建築現場を体感した。
 同支部副支部長を務める渡辺組の渡邉一郎社長は「建築は、何もないところから人の知恵と人が扱う機械で造り上げていく大変夢のある仕事。皆さんには、一生懸命勉強して建築マンとして立派な社会人に育ってほしい」とあいさつした。
 その後、生徒らは2班に分かれて現場を見学した。
 同工事は、神奈川県県土整備局住宅営繕事務所が発注し、2019年度に開校予定の国際バカロレアコースと普通コースの教育活動全体に必要な学習施設のための増築棟を新たに設け、20年度の供用開始を予定している。
 工事概要は、校舎棟、渡り廊下、エレベーター(EV)棟の増築で、校舎棟がRC造3階建て、渡り廊下・EV棟がRC造5階建て、延べ床面積は1750㎡。設計・監理は渡辺建築設計事務所。工期は20年1月29日まで。建設地は南区六ツ川1-731。敷地面積は4万0391㎡。

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