中国電力エネルギア総合研究所は、2016年から大成建設と共同で開発・実証試験を進めてきた循環式養液栽培方式の「壁面・屋内緑化システム」の実用性が確認できたため、中国電力グループのエネルギアL&Bパートナーズが「Esola」(エソラ)として21日から販売・レンタルを始めた。医療・福祉・商業施設、オフィスを中心に販売・レンタルする。
タイマー制御で養液を循環させることで、培養液が植物にむらなく自動的に散布でき、植物が安定的に生育し、美観を維持できる。土も人の手もかけずにクリーンに植物を育てられる。植物には常緑で環境ストレス耐性に優れているつる性植物や観葉植物を採用する。大きさもコンパクトで、軽量なため、清掃時などのメンテナンスの負担も少ない。