【建コン協若手技術者の会】土木専攻学生とのJOBカフェ開催 建設業界の現状を紹介 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【建コン協若手技術者の会】土木専攻学生とのJOBカフェ開催 建設業界の現状を紹介

 建設コンサルタンツ協会の業界展望を考える若手技術者の会(伊藤昌明代表)とNPOツナガルドボク中国(宮内芳維代表)などは6月28日、東京都千代田区のTIMES SPACE秋葉原で、建設コンサルタントとして働く若手社員と土木専攻の大学生、大学院生らが交流するJOBカフェを開催した。
 伊藤代表は「会社で6年間採用を担当している。(新卒採用のシステムでは)社会人としてのファーストキャリアをたった半年で決めなければならない。業界や企業をどの程度理解して入社するのか疑問だ」と現在の就活のあり方に問題提起した上で、フェイスブックのやりとりの中で学生から言われた「力を貸してほしい」という声と、「大学の早い段階から社会人と接点を持って、(業界や会社に)入りたいという思いを明確にもってほしい」という伊藤会長の思いが一致し、今回の開催が決まったとし、「日本で一番大きい土木学生有志団体にしたい」と熱く抱負を語った。
 JOBカフェでは、建設コンサルタント業の仕事や若手の働き方、業界の現状を紹介したほか、建設コンサルタントとして働く社会人が学生からの質問に対してありのままの現状を答えるなど、有意義な意見交換の場になった。
 今後、ゼネコンや鉄道関係など土木に関する他業種の社会人も招き、継続してJOBカフェを開催する予定だ。

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