【中村建設】現場作業員にかかる負担を軽減 パワードウェアやクイックデッキで職人を支える  | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【中村建設】現場作業員にかかる負担を軽減 パワードウェアやクイックデッキで職人を支える 

 中村建設は23日、同社が施工している浜松市の「平成30年度道路維持修繕国交付金事業(防災・安全交)(債務)(一)舘山寺弁天島線(浜名湖大橋)橋梁修繕工事」の現場を公開した。渡部佳浩所長がATOUN(奈良市)の「パワードウェア」、日綜産業の先行床施工式フロア型システム吊足場「クイックデッキ」を採用するなど、現場作業員にかかる負担を軽減する取り組みを説明した。

パワードウェアとクイックデッキを採用し作業負担を軽減

 工事概要は断面補修工、舗装工、表面含浸工など。工事場所は浜名湖大橋。パワードウェアは着用者の動きをセンサーがとらえ、2基のモーターで腰部にかかる負担を軽減する。重量は約4.5㎏。フルハーネス型安全帯の上から装着できる。
 当日は職人が足場の解体作業を実演し、その作業効率の高さなどを紹介した。渡部所長は「橋梁の修繕工事は増加傾向にある。パワードウェアやクイックデッキによって現場で働く職人を支えたい」と語った。
 また、パワードウェアを着用し作業にあたった内山大輔さんは「違和感がなく、疲労も軽減される。雨の日も使用可能でわれわれ職人はとても助かる」と新技術の普及に期待を寄せた。

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