【道路をまもる月間】メンテナンスエキスパート新潟の有資格者が新潟駅前地区を清掃・点検 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【道路をまもる月間】メンテナンスエキスパート新潟の有資格者が新潟駅前地区を清掃・点検

 ME(メンテナンスエキスパート)新潟の有資格者でつくるME新潟の会(荒木克会長)は3日、社会貢献活動の一環として、新潟駅前地区の清掃・点検活動を行った。計35人が参加し、そろいの反射チョッキ、キャップに身を包み、まちなかの美化に努めるとともに、道路構造物、付属物の安全性などを確認した。
 8月の「道路をまもる月間」に合わせて毎年実施しているもので、多くの人でにぎわう新潟まつりの会場周辺を対象とした。
 出発に先立ち、荒木会長は「毎年恒例となった活動だが年々暑さが増しているので熱中症に気をつけてほしい」と呼び掛けた。参加者は5班に分かれ、萬代橋や柳都大橋、新潟駅周辺、信濃川右岸側のやすらぎ堤、朱鷺メッセ周辺へと向かった。
 各班とも歩道などに落ちたごみを拾いつつ、これまで習得した点検技術を生かし、石張りや点字ブロック、フェンス、側溝、標識、照明灯、ベンチの損傷状況などを見て回った。歩道の段差や街路樹の根上がりなどを入念に確認し、道路管理者へ報告するための写真を撮影した。
 ME新潟は、新潟県内で社会インフラのメンテナンスを推進するため、産学官で構成するインフラ再生技術者育成新潟地域協議会が運営している。ME新潟の会は有識者の所属が多岐にわたることを生かし、官民の垣根を越えた交流を図り、技術力を地域に還元している。

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