西松建設は3日、社会貢献活動の一環として、神奈川県愛川町の愛川技術研究所に愛川町立中津小学校5年生の児童101人を招き、防災に関する授業を開いた。土木学会関東支部との共催で、防災授業と建設業界の取り組みを紹介した。同小の教員との事前打ち合わせで、近年多発している自然災害に対して、児童らの関心が高いとの意見が出ていたことから、各種災害の発生要因や被害状況、そのための対策や避難方法などについて解説した。
集中豪雨や洪水については、被害状況だけでなくハザードマップの整備といった行政の取り組みや斜面モニタリング技術などを紹介したほか、火山の噴火についても避難方法などを説明した。
授業を終えた児童からは「震度7の揺れを間近に見ることができて、勉強になった。地震のすごさを知った」「地震や津波の仕組みがよく分かった」などの感想の声が聞かれた。