【女性目線でアイデア】建設企業ネットワーク「なでしこBC連携」 高知県内でパトロール実施 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【女性目線でアイデア】建設企業ネットワーク「なでしこBC連携」 高知県内でパトロール実施

 建設企業同士が相互に協力し合うネットワーク「なでしこBC連携」は2日、高知県内で「2019年度第1回なでしこBC連携パトロール」を実施、関係者約80人が参加した。今回の運営を担当した福留開発によると、高知独特の防災施設・工事現場を視察し、女性目線のアイデアや取り組みで、より実効性の高い事業継続計画が策定できるよう、連携を深めていきたいとしている。
 会場となった高知県いの町の県立高知青少年の家ではまず、新たに連携に加わった福留開発と山本建設との協定式が行われた。続いて講演があり、昼食後、高知市内に移動し、福留開発が施工中の戸原海岸消波工災害復旧外工事現場をパトロールした。また、種崎地区舟倉津波避難センターを視察したあと、高知青少年の家に戻り、意見交換などを行った。
 なでしこパトロールは、井上組(徳島県)が女性活用を図る取り組みの一環としてスタート。その後、賛同企業と災害時の連携を図る組織「なでしこBC連携グループ」を設立したことを契機に、四国地方整備局徳島河川国道事務所とともに取り組んでいる。
 メンバーは、徳島県の井上組、福井組、大竹組、亀井組、北岡組、県西土木、倭麺工房、吉岡組、エス・ビー・シー、岡山県の奥野組、天野産業、和歌山県の丸山組、NAO企画で、今回の2社参画により計15社となった。

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