【けんせつ小町】大阪市の鴻池組施工ホテル現場で見学会 親子連れ17人がICTなどを体験 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【けんせつ小町】大阪市の鴻池組施工ホテル現場で見学会 親子連れ17人がICTなどを体験

 日本建設業連合会は5日、大阪市でけんせつ小町活躍現場見学会を開いた。会場は鴻池組が施工中のホテル建設現場で、親子連れ17人が参加した。
 見学会に先立ち日建連広報部の五十嵐佳祐氏が「きょうの見学会が皆さんにとって夏休みの良い思い出になればうれしい」とあいさつした。
 一行は現場事務所で建物ができるまでの流れや、見学する現場の概要について説明を受けた後、鴻池組の氏江麻弥氏、貝田萌花氏、伊藤みどり氏らの案内で現場に入り、内部の様子を見学した。
 現場の一角に設けられた「体験コーナー」には、モザイクタイルを貼り付けて作るコースター作り体験、ホローレンズやVR(仮想現実)を使ったICT体験などが用意され、子どもたちの関心を集めていた。
 現場見学を終えて参加者からは「仕事を選んだ理由は」「仕事のやりがいは」といった質問が寄せられた。最後に同現場の當房武道所長が「建設現場は女性にとっても働きやすい環境になりつつある。将来、建築に関連する仕事についてくれたらうれしい」と期待を込めてエールを送った。
 現場の名称は、(仮称)福島7丁目ホテル計画。規模はS造14階建て延べ8813㎡。部屋数は288室となる。設計と工事監理も鴻池組が担当している。施主は大阪新梅田特定目的会社(東京都中央区)。2020年5月末までの完成を目指している。建設地は大阪市福島区福島7―22―1。

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