【兵庫建協主催】「建設サマーセミナー」に高校生ら37人がインターンシップ 鉄筋作業などを実体験 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【兵庫建協主催】「建設サマーセミナー」に高校生ら37人がインターンシップ 鉄筋作業などを実体験

 兵庫県建設業協会が主催するインターンシップ「建設サマーセミナー」が、19日から加古川市内の建設現場で行われている。専門学校生(日本工科大学校)29人、高校生(兵庫県立東播工業高校、相生学院高校)6人、ベトナムからの留学生2人の計37人が参加。26日まで型枠、鉄筋作業やコンクリートの打設などを実体験する。
 今回の実習場所は、前川建設が施工中の「加古川産業会館・JA兵庫南ビル新築工事」と「アルファステイツ加古川駅南新築工事」の建設現場。同社の協力でさまざまな職種を体験する。
 初日となる19日の開校式では、協会の増田和仁副会長が「建設業の就労者は他産業よりも高齢化が進んでおり、人手不足に危機感を抱いている。きょうは少しでも建設業の魅力を肌で感じてほしい」とあいさつした。
 兵庫県東播磨県民局の伊藤裕文局長が来賓あいさつした後、前川建設の前川容洋社長が「セミナーでの経験を生かし自分の進む道を見極めてほしい」と参加者を激励した。
 続いて、産学コーディネーターで相生学院高校講師の内藤康男氏も「セミナーでの1週間を安全に、そしてそれぞれが目標を達成してください」と述べた。
 実習では、建設現場で班別実習を受けるほか、22日には岡山県へ行き、ライフデザイン・カバヤでCLT(直交集成板)研修を実施し、JFEスチールの工場を見学する。

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