【少し前の当たり前を披露】横浜建築高等職業訓練校らが「建前」を実施 「建築大工の仕事」を周知 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【少し前の当たり前を披露】横浜建築高等職業訓練校らが「建前」を実施 「建築大工の仕事」を周知

 横浜地区建築職業訓練協会横浜建築高等職業訓練校と横浜市経済局は9月28日、同市の神奈川県立産業技術短期大学校西キャンパス大工実習場で、「建前披露」見学会を開いた。訓練校の生徒約30人が製作を担当。講師や観客らが見守る中、時間内に無事完成させた。完成後は、昔の習わしにそって「お餅」を撒く、上棟式も実演した。

生徒約30人で製作し、一般に公開した

 家を建てるために、柱・棟・梁などを一気に組み上げる「建前(たてまえ)」は、少し前まで当たり前のように見ることができた。近年は建築工法などの変化によって見学できる機会は減っており、訓練校では、一人でも多くの人びとに建築大工の仕事を知ってもらうため、全学年(1年、2年、3年)で建前を実施し、この様子を一般に公開した。餅撒きでは子どもたちも集まり、空に舞った紅白のお餅を追いかけていた。
 また、隣接会場では、「カンナ削り」「丸太切り」を現役大工の指導付きで行える体験会も実施した。

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