【ガス圧接の有用性アピール】西日本圧接業協同組合 SD490太径ねじ節鉄筋技術講習会を開催 | 建設通信新聞Digital

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【ガス圧接の有用性アピール】西日本圧接業協同組合 SD490太径ねじ節鉄筋技術講習会を開催

 西日本圧接業協同組合(松本一彦理事長)は20日、福岡市の福岡県職業能力開発協会でSD490太径ねじ節鉄筋技術講習会を開いた。技能者の技術向上とともに、高強度のねじ節太径鉄筋がガス圧接継手で施工可能であることをアピールした。会員企業から7社16人が参加した。
 講習は、施工における留意点や作業標準を座学で学んだのち、実技訓練としてSD490のD38とD51の供試体をバーナーの操作方法や適切な加圧時間などの指導を受けながら制作した。完成した供試体は後日、検査員により計測が行われ、破面確認や曲げ試験を経て合否を判定し、講習修了証を発行する。沖縄地区では11月10日に開催する。
 松本理事長は、「建物の大型化や高層化により、需要が増加傾向にある高強度の太径鉄筋は機械式が多く使われているが、ガス圧接でも十分可能であることをアピールしたい」と開催趣旨を説明した。全国圧接業協同組合連合会が規定する講習会はことしで終了するが、同組合では要望があれば随時開催し、技術力の向上を図っていく考えだ。

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