【ガス圧接技能大会】優勝は松葉大地さん(大野ガス圧接)! 西日本圧接業協組 | 建設通信新聞Digital

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【ガス圧接技能大会】優勝は松葉大地さん(大野ガス圧接)! 西日本圧接業協組

 西日本圧接業協同組合(西圧協、松本一彦理事長)は25日、福岡市の福岡人材開発センターで第5回技能大会を開いた=写真。会員企業から選抜された12人がガス圧接の技能を競い、松葉大地さん(大野ガス圧接)が優勝(九州地方整備局長賞)した。
 大会は会員企業の技能向上と教育訓練が目的で、西圧協が独自で取り組んでいる。今回から九州地方整備局と日本鉄筋継手協会、全国圧接業協同組合連合会が後援した。
 冒頭、あいさつした松本理事長は「ガス圧接は開発され半世紀が経ち、その間に改良、進化してきた。しかし、その機器を使うのは人だ。技能を向上するには日々の教育訓練が必要。きょうは各社で行っている日々の教育訓練の成果を十分に発揮してほしい」と呼び掛けた。
 大会は、手動ガス圧接3・4種の資格者を対象とし、会員から若手を中心に6社12人が参加した。実技と学科試験の総合点で競い、実技は現場で多く使われるD25、D38についてそれぞれ3本をガス圧接した。審査は作業手順や時間、圧接部の外観形状、曲げ試験の結果を対象にした。学科は作業全般や安全対策、トラブルへの対応方法などについて筆記試験を行った。
 審査の結果、準優勝(日本鉄筋継手協会西日本支部長賞)には甲斐伸輔さん(熊本圧接)、3位(全国圧接業協同組合連合会長賞)には橋口孝一さん(佐々木工務店)、4位には木村斉路さん(同)、5位には福浦俊一さん(平木工業)が選ばれた。

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